こうもりたぬきの冒険

なんとなくな話を書くための場所

ある日、出会った人について

僕は今九州に一人暮らしで、すごく気ままに生きている。

思いつくままに好きなものを食べるし、好きに買い物をする。とても楽だし自由だ。

でも何故か不思議なことに、自由であればあるほどに人は怠惰になる様に出来ているらしく、特別に遊び回ったりすることもなく、休日はベッドでYouTubeを見たり、ぼけっとしている間に休みは終わっていた。

あれだけ好きだった本や漫画、映画でさえ手につかない。YouTubeで10分ないくらいの動画を見て笑っているだけ。いつからこんなに無気力になったのか思い出せない。

 

先日、(詳しくは書けないが)ちょっとした集まりみたいなのに参加して、そこでクリエイティブな仕事(と書くと馬鹿みたいな言い回しだが)をしてる女性と出会った。

彼女は僕よりも若くくて、溌溂としていて、とても尊敬できる考え方のひとだった。

3時間くらい話をして、「またお話できたら嬉しいです」といって僕らは別れた。その「次」が、本当にあるのかは分からないけれど、確かに僕はその数時間の会話で色々と思うところがあった。いつの間にかなくしてしまった感情みたいなものを思い出した気がした。

 

 

それでまたブログを書こうと思った。

くだらない話でもなんでも、しないよりマシだろうと思った。

いつの日か、もしかしたら会えるかもしれないあの人に、お礼が言えたら良いなと思う。