こうもりたぬきの冒険

なんとなくな話を書くための場所

社風について

忙しさアピールというのは、自分の無能さを露呈させているだけだから無意味の極み。

だけど、どうしてもしたくなるのが人間の愚かさでもある。

色々と大変なことは重なり、休日出勤でバスに乗る。

私の会社は土日出勤は原則厳禁なのだが、尻に火がついている状況なのだから、背に腹はかえられない。バレると色々まずいが、間に合わないものは間に合わない。

 

 

二月というと、そこそこ寒いイメージが昔はあったけど、ここのところ暖かい日が続いていてとてもハッピーだ。

 

 

3社も経験すると、会社という組織には色々な人がいることに今更ながら気付かされる。

目には見えないし、なかなか表面的には出づらいが、間違いなく「社風」というものが、それぞれにあって、それに沿った様な人がちゃんと集まる様になっている。

 

 

今の会社はそこそこ大きいかもしれないが、くだらない人が多い。

必要以上のアピール、自己保身や、責任回避が連なってパレードをしている。百鬼夜行という言葉があるが、案外こういうものを具現化したものなのかもしれない。

 

 

一つ前の会社(2社目)は今よりもっと酷かった。

パワハラ上司に、3人しかいない事務所。

僕は一年と少し働いたけれど、それでも長い方だった。

 

 

やはり思い出すのは一社目の会社。

新卒すぐ、文字通り右も左も分からない僕が初めて社会人のイロハを教えてくれた会社だった。

今でもその会社の人とも、その時の担当先の人たちともよく連絡する。

結局、人間というのは不思議なもので、何年も経つと辛かったことなんてすっかり忘れてしまって、思い出すのは楽しかったことだけになる。

よくよく考えれば嫌だったことも山ほどあったはずなのに、そこらへんはよく覚えていないものである。

人間はこうやって「懐古厨」、「老害」と呼ばれる存在になっていくのだろう。

 

 

早く終わらせて帰ろう。

今日は久々に自炊をしよう。